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彫刻技法デモスタ
彫刻技法デモスタは、講師が受講生の前で彫刻の技法を実演する形式のクラスです。
独学で始めると間違った方法を学ぶ可能性があり、上達が難しくなります。
まずは、講師が正しい方法を皆さんに示し、その意味を分かりやすく説明します。
講義と実演を組み合わせたものが「彫刻デモスタ」です。

 
彫刻デモスタでは、部屋を汚さない「マンションの一室でも作れる彫刻技法」を教えます。
大学で教えるような高度な技法も扱いますが、理解しやすさを重視しています。
お休みが不定期の方や、遠方に住んでいる方も安心してください。
受講生が通いやすい場所へ講師が移動して開催します。

お問い合わせは、こちらまでお願いします。→contact

取り扱う技法は以下の項目です。
・石膏型取り(一点物用、複数用)
・シリコン型取り
・石膏像
・水性樹脂像
・乾漆像(脱活乾漆、樹脂胎乾漆、木芯乾漆)
・陶像(応用に金継ぎ)
・木塑像

●Startup story
芸術大学では、汚れてもよいアトリエで制作するための「技術」が教えられています。
大学ではアトリエが当たり前に用意されていますが、卒業後はそう簡単に確保できません。
一方で、絵画は生活空間の一部を整えれば制作が続けられるため、卒業後も芸術活動を続けやすいです。

しかし、彫刻はそうはいきません。
彫刻を作ると粉が出て部屋が汚れたり、音が出たりするため、制作する時間帯も制限されます。
特に、専用のアトリエを整えるのは簡単ではなく、強い覚悟が必要です。

民間の教室でも同じことが言えます。
絵画教室はたくさんありますが、彫刻教室はほとんどありません。
自宅で制作するのが難しいため、日本で彫刻が普及しにくい理由の一つだと思います。

そんな中、私はカルチャーセンターで粘土を使った彫塑を教えています。
ある日、受講生から「完成した彫塑を壊したくないので、作品として残す方法を教えてほしい」と要望されました。
最初は難しいと思いましたが、受講生の情熱に応え、部屋を汚さずマンションの一室でも彫刻が作れる方法を考え出しました。
今では、その受講生に感謝しています。
この一歩が彫刻を日本に根付かせる助けになれば、とても嬉しいです。

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